マンションの解体工事が進んでいます。
今回はフルスケルトンリフォームです。天井も間仕切壁もすべてキレイ壊していきます。
電線がすごいことに、電気屋さんにキレイにまとめてもらいましょう。
すべて解体し終わり、電線や配管、ガス管などキレイにして頂きました。
ここからがとても重要な墨出しです。大工の佐藤さんと一緒に確認しながら行います。
図面通りであると良いのだけれど。
家づくりLab.en 菊地結城
ちょうどいい暮らし
マンションの解体工事が進んでいます。
今回はフルスケルトンリフォームです。天井も間仕切壁もすべてキレイ壊していきます。
電線がすごいことに、電気屋さんにキレイにまとめてもらいましょう。
すべて解体し終わり、電線や配管、ガス管などキレイにして頂きました。
ここからがとても重要な墨出しです。大工の佐藤さんと一緒に確認しながら行います。
図面通りであると良いのだけれど。
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外装工事の最初は洗浄から
これがとても重要です。汚れを落とし、元の塗装をはがします。
この作業を怠ると新しく塗装しなおしてもすぐに塗装がはがれてしまうのです。
↑いつもお願いしている信頼のみなみ塗装店さん。
高圧洗浄で汚れを丁寧に落とし、ケレン作業で、既存の塗装をしっかりと落としてくれています。
↑錆止め、屋根の下塗り1回目が完了。この後、2回目を塗り、仕上げ工事へ進みます。
家づくりLab.en 菊地
小田原のマンションリフォームが始まりました。
まずは共用部の養生から
↑養生はしっかりと行います。
現場もそうですが、キレイにすればみんながキレイに仕事をしてくれます。
汚い現場は、道具やゴミが散乱しているため、どの職人さんたちも散らかしてしまいがちです。
キレイな現場にしておけば、みんながキレイにしてくれますし、気持ちよく仕事ができる環境になります。
お客様の大切な家づくりを任されているからこそ養生とお掃除はとても大切な作業のひとつだと思っています。
家づくりLab.en 菊地結城
階段に手摺があるのは当たり前ですが、入り口や降り口にも縦に掴まる手摺があるととても便利です。
昔から地域のケアマネージャーの方と介護改修工事をさせて頂き、いろいろと勉強させて頂きました。今回もその一例です。
Before
↑階段の降り口に手摺がないため、階段の手摺に掴まる前に壁に手をついていっていることが壁の塗り壁が磨り減っているため分かります。
After
↑手摺を長めに設定することで降りる時の手の位置、上がってきた時の手の位置に対応できるようにします。
〔玄関〕
↑ついでに玄関の昇降もかなり段差があるため、手摺を設置。
玄関は靴を脱ぎ履きする場所でもあります。靴を立ったまま履こうとすると、バランスを崩さないように壁などに手を掛けます。その際に手摺があると安定もするため壁も汚れず、バランスも崩さずとても便利に使えます。
家づくりLab.en 菊地結城
クリナップの新商品“CENTRO”の内覧会に招待されたので新宿のクリナップキッチン・タウンに行ってきました。
山梨・神奈川で数十名限定で行われたため、いつも聞けない開発の思いやこだわりなど多くのことを実際のキッチンを手にしながら説明を受けることができたので、とても良い内覧会でした。
クリナップのキッチンといえばやはり、使い勝手が良い機能性に優れているキッチンがお手頃な価格というところが魅力でしたが、CENTROは機能性は残しながらデザインも重視したキッチンになっていました。もちろん、その分、金額は上がっていまけどね。
↑セラミックカウンターと壁付けレンジフード
手垢や汚れが付きにくく、天板の厚みも抑えているのでシャープに見えカッコいい。
最近では対面式のキッチンが多くなっていますが、マンションリフォームなど、キッチンの位置が変更できない場合、壁付けキッチンになることがあります。その際に、写真のようなレンジフードは目線の位置に整流板やファンなどはあるため、とてもお手入れが楽になっていることと、男性でお料理をする方は、火の元に立つとレンジフードが頭に当たってしまうという問題がある思いますが、それも斜めの形状になっているため、解消されていました。
↑オプションでデッキシンクというシンクが一段と上がっているモノです。
一段上がっていることで作業する際に腰を屈めずにでき、男性的には嬉しいオプションです。女性も高すぎることなく、腰ぐらいの高さなため使い勝手が良いです。また、一段上がったことでシンクに浅いところ(写真上部)があり、水に濡れている食材や油切りなどに使えるように工夫されています。コレも良いですね。
クリナップのキッチンとは前職から色々とお付き合いさせて頂いており、オリジナルでオプションモデルプランなどお客様により良い形でご提案できるようにやってきました。
今回のCENTROも「家づくりLab.en用」に色々とご協力して頂きながら進めています。
さらに内覧会で付け加えたい部分が増えたので、ワクワクしながら「これっ」って言ってもらえるようなご提案が出来るようにオリジナルプランを詰めていきたいと思います。
家づくりLab.en 菊地結城
いつもお世話になっているマルダイさんからお誘いを頂きジャパン建材フェアにお邪魔してきました。
↑すごい人。こういうフェアや展示会には、なるべく時間があれば参加するようにしています。自分で見て触って確認したモノでないとご提案しないようにしているからです。
早速、発見。
↑杉の板材。カフェなどの床材に古材風で使えそう。細かい工夫もあり、うれしい発見。
右写真の手前の椅子は、奥の立てかかっているパーツをプラモデルみたいに切って組み立てるとできるモノです。
昨年のあすなろ建築工房で行った「写真でコンテスト」の景品です。
もらった皆さんは上手にできたのでしょうか?
その後、ブラブラとしながら商品の説明を受けて周るけれど、なかなか目新しい商品もなく、今回はひとつだけかなと思ったら
ウッドワンに発見。
↑おしゃれな金物たちがずらり。今ままで職人さんに造ってもらっていたものが既製品でもあった。何個かつかえそう。
↑これらの金物も発見。前からあるモノもあったみたいですが、カタログからでは見つけにくかったので、今回、実物を見られて良かった。
今回は独立して資料がなかったため、カタログ集めと上記の2点が収穫。
やはり、こういう大規模な展示会は、良い発見もあるので今後も参加していきたいと思います。
家づくりLab.en 菊地結城
築55年の床補修工事をさせて頂きました。
建売住宅等とは違い、棟梁という大工さんが責任を持って一軒一軒建てているため、55年経っていても枠材などの狂いがほとんどありません。
もちろんメンテナンスをしながらここまで来ていますが、
今回は床の補修工事です。
当時は流行っていたベニヤ材の床が月日が経ってベコベコしてしまっていました。もちろん、張り替えることも可能ですが、今回は敷居材の高さがあるため
段差解消も兼ねて既存の床を壊さず、補強して床の貼り増しをさせて頂きました。
↑昔、バリアフリーという概念がなく、必ず部屋毎に3cmの敷居が廊下との間にありました。
↑完成。素足で歩く生活をしていたため、温かみのある杉の無垢材をご提案。
↑蜜蝋ワックス塗り。市販のスポンジ(取手付)にワックスをパンにバターを塗るようにしてスプーンで塗りつけると手も汚れず、キレイに塗れます。
<番外編>
床を上から貼り増しする際、とても難しい部分が上記のようなデコボコしている箇所です。
昔からの技術で既存の枠材に切り込みを入れて新しい床材を差し込む方法でこのようにキレイに施工できます。
ただ、これができるのは無垢材を使っているからです。
今は既製品と言った表面に木の模様がプリントされいているものが普及しています。今回のような工事ができるものもありますが、ほとんどはダメになったら交換という概念で住宅が造られています。とても悲しいことですが、手を加えながらずっと使っていく、モノを大切にする考え方が少しづつなくなっているのかなとも思ってしまいます。
家づくりLab.en 菊地結城
外装のメンテナンスのご依頼で現地を確認。
外壁面は汚れが多少ある、ひび割れがあるため防水処理もしないといけない。木部は塗装しなければならない状態。
屋根を確認してみましょう。
全体的にキレイかと思っていたら
ひび割れ発見。カラーベストやコロニアルという屋根材は年月が経つと鳥がモノを落としたり、台風や嵐などで小物が当たったりなどで割れてしまう。もちろん、気をつけないと人が乗るだけで割れてしまうものもある。
はしごで降りてる途中で、破風板が浮いているのを発見。
新築当時の接着、釘打ちが甘かったのかな。
これでひとまず現地調査は終了。
外装のメンテナンスは必ず行わなければならない項目のひとつです。
もちろん仕上げ材によってメンテナンスの時期は異なります。
ただ、屋根や外壁のメンテナンスには足場が必要になるため、金額も掛かりますし、メンテナンス時期は一般的に約10年に一度と言われています。
外部のメンテナンスは怠ると雨漏りの原因につながり、メンテナンスや手直しではすまなくなってしまうことがあります。
家も車などと同じでメンテナンスをしなければなりません。車には車検がありますが、家にはありません。自分たちで定期的に家のことを考え、メンテナンスをしなければならないのです。
だからと言って、安いからと業者を選んではいけません。
一例ですが、お客様のところで飛び込みの業者が「屋根が割れてますよ」「登って確認しましょうか」と訪ねてきたので、屋根に登って見てもらったら「やっぱり割れてますね」と割れている写真を見せてくれた。と僕に連絡があり、実際に見に行くと割れている箇所は一個もありませんでした。
このように嘘の写真を見せて工事をさせる業者や登った際に自分で屋根材を割って、あたかも最初から割れているかのように説明する業者もいると言います。
必ず、メンテナンスなどは信頼できる会社、人に見てもらってから工事することをオススメします。
家づくりLab.en 菊地結城